オーロラのカーテンをめくる

おたく系JTC総合職OL

2024年に買った服および感想戦

年間12着チャレンジというものを知り、プチプラを卒業したいわたしもその概念を意識しながら服を選んだ一年だったので振り返りをしようと思います。

アラサーOLですが、仕事は制服があるので基本私服です。ブルベ夏冬であることを少々意識して服選びをしています。
好きな系統やブランドはなんとなく固まっているけど、まだまだ似合うと好きのバランスの勉強が足りないし、PCやスペックにとらわれず純粋な「なんか好き」なファッションも楽しみたいところ。

※下着類や部屋着は除きます。

1.CFCLのPOTTERYワンピースブラック

うねうねラインが特徴的なcfclを初購入しました。個性的なシルエットなのでまずはベーシックで着回しができそうな黒ワンピをチョイス。長時間座ったり、なんなら家で洗濯しても形が崩れず袖とスカートのふわっと感が崩れないのが不思議です。布がたっぷりでリッチだけど重くない!
一枚でもきまるのはもちろん、色のあるインナーを着ればまた雰囲気が変わるので黒にしてよかったです。cfcl沼にハマる人が多いのに納得した。


2.mamekurogouchiのバックレースドレス ブラック

ルックを見て一目惚れしてしまったおマメのドレスです。繊細なレースがうっとりするほど美しい。マメの芸術的な刺繍からしか得られない潤いがある。
マメの定番バッグなどをコツコツ集めていましたが、ついにドレスに手を出してしまいました…。背伸びしすぎじゃろう。
もちろん普段使いできません。実際、観劇の機会があったので、その際にいそいそと着用したくらいなんですね。私は今マメを着ている!と背筋が自然とピンとと伸びました。
黒色なので友人の結婚式に着用するのもな〜と(最近はこのあたりのマナーは緩くなっているみたいですが)着用頻度は少ないとは思います。が、値段の元が取れる取れないの問題じゃないんだよ!!の強い気持ちがあるのでOKです。初めて買ったマメドレス、特別な日に大切に期待一着です。


3.united arrowsの半袖ラメニット グレー
4.united arrowsのプリーツスカート ブラック
5.united arrowsの半袖ワンピース ブルー
6.united arrowsのブラウス ブラック
7.united arrowsのパンツ グレー
すべてアウトレットで購入しました。ほぼ通勤用。いや、arrows好きすぎやろなラインナップですね。シンプルだけど質がよく様になるのでここで買えば安心できる、とお世話になってるブランドです。


8.CABaNのハーフスリーブカーディガン ライトブルー

某料理家さんの影響で以前グリーンのカーディガンを購入したのですが、着心地が良くアクセントにもなり、着用頻度がめちゃ高くお気に入りになっています。気分をよくして夏用にもと爽やかブルーのカーディガンを購入しました。パンツにもスカートにも合うし、通勤、休日も問わない普遍的なデザインなのでやはり大活躍でした。


9.FRED PERRYのTシャツ ホワイト

気負わずにさらっと着れるTシャツが欲しくてポチりました。白なので何にでも合う、これが大事。フレッドペリーのワンポイントも安定にかわいいですね。次の夏もくたくたになるまで着倒すつもりです。


10.mamekurogouchiのデニムスカート ネイビー

はい、またもマメに手を出してしまいました。だって刺繍がツボなんだもん。デニムスカート持ってないし…。マイサイズの商品がラストワンになっていたし…。ラインがマメっぽくて素敵だし…と秒速で言い訳を考えたのち、マメは一期一会なんや!とえいやーでポチッといきました。デニムはお尻キツい可能性あるから試着しないのは危険かなと不安におろおろしつつ、そこはなんとかクリアできたのでほっとした。
意外といろんなトップスに合うので着る回数が多くよかった!特にキャバン等の丈の短いカーディガンや、シャツをばさっと羽織ったりがしっくりきた。体型キープの目的にもなるしで思い切って買ってよかったです。


11. CABaNのコットンカシミヤ クルーネックカーディガン ボルドー

はい、かわいい。そして信頼感のあるブランド。
着心地の良さに惚れ惚れとしており、今年も追加したいな〜と考えていたところ、限定品のこちらの色味にびびっときて購入しました。赤よりのボルドーです。
通勤にはもちろん、着回しがきくので旅行や帰省などでもヘビロテし常にでずっぱりでした。前述のマメのデニムスカートとの合わせがベリーグッドでした。コレを着れば間違いないので、今後はベーシックな色も追加したいなあ。

以上が2024年に購入したお洋服でした。全11着におさまっているのすごい!
アウトレットで購入したもの以外はなかなか単価が高いので、庶民の感覚が「待った」をかけたのでしょう。よくやった、わたしの金銭感覚。

形はシンプルだけど色味があるものを追加すると一気にコーデの幅が広がり面白かった。反対に柄もののスカートは手放した。シルエットに個性を残しつつ、シンプルにまとめて差し色をいれるのが自分の好みだと分かりました。

クローゼットを整理すると、定期的に見直しをしつつも学生時代から着ている服も何着か残っており、基本的な好みは変わっていないのだなと思いました。しかし生き残ってるのはそこそこ質が良い当時背伸びして買ったものなので、思い出補正も含まれて大切にしているのですが。

しかしながら、あまりにも服を見ることがない生活をしていると、さあ新しい服を買おうかしらよしチェックするぞ!の段階になると、突然何を買えばいいのかわからない…という感じになっている。余計にお金を使わないのは良いことだけど、服というときめきを投下しないと日常もマンネリ化していく。気がする。

適度にファッション紙を眺めつつ、ブランドものに左右されすぎず、自分の好みや似合いそうな系統を把握しつつ、なりたい雰囲気を掴みつつ、お洋服に真摯に向き合って日々の生活を楽しみたいと思います。好きな服を着ているだけでその日の自信とテンションが変わってくる。

また、載せる写真を選びながらネットの海に流せる着画があまりにもないことに気付いたので、これからは記録がてら写真にも残すようにしたいところです。

砂丘と白兎とコナンくんと 父と過ごす鳥取の年末

父との年末旅記録の後半です。

岡山からレンタカーで鳥取入りした夜、当たり前体操なんですが予約せずに駅近くの居酒屋へ突撃するも惨敗続きで心が折れかけていた。
なんとか順番待ちを受け付けてくれたお店に出会い、救われる。
カニをはじめ鳥取の美味しいごはんを堪能することができました。感謝の意からかここぞとばかりにお高めの料理や酒を注文する父に、いいぞもっとやってくれー!と心の中でエールを送るなどした。

お腹を満たして宿泊先のホテルで早めに休みました。幸せ〜。

旅行三日目、最終日です。
朝ごはんをホテルのビュッフェで済ませ、レンタカーに乗って鳥取砂丘へ向かいました。

初めての砂丘は圧巻の景色でした!
バックには荒れる日本海!風が冷たい!さ、寒いよ!!





どこまでも続くかのような砂丘と冬の曇天と荒れる日本海が素晴らしくマッチしていた。眺めていて呑み込まれるような、不安になるようなそんな足元掬われるパワーがあった。まあ実際に足が砂にとられていたのですが。
小雨が降っていたのもあり、寒さに震えながら砂丘を後にしました。余裕があれば砂丘美術館にも行きたかったな。

うさぎと共に暮らしている両親。父が取材(?)のため絶対行きたいと熱望していた白兎海岸および白兎神社へ向かいました。有名な神話、因幡の白兎の地です。




なんと、海岸にうっすらと虹がかかっていました。
鈍色の空と海をつなぐ鳥居に、透明感のある虹。美しかったです。

海の反対側に神社があります。いたるところにうさぎがいてとってもかわいい。ぷっくりとした絶妙なうさぎのフォルムが庇護欲を掻き立てられる。





キリがないからと今まで意識的に避けてきたことのひとつに御朱印があるのですが、白兎神社の御朱印帳がほんっとうにかわいくてタイプで一目惚れしてしまい、手が勝手に購入してしまった…!この後粛々と御朱印集めに繰り出すことになるのですが、それはまたの機会に記録することになるでしょう。

私はコナンくんのファンでもあるので、鳥取に来たらマストで行くのが北栄町です。そう、青山剛昌先生のふるさと!
…の前に、鳥取砂丘コナン空港に行きました。空港利用してないので申し訳ないのですが、うっすらとした見学だけでもと。





砂丘に燦然と降り立つ怪盗キッドの存在感が天才すぎる。コナンくんたちが鳥取案内をしてくれたり、コナンショップがあったり、喫茶ポアロがあったり…。この空間にいるだけで楽しくて、もっと滞在したかった。鳥取空港を利用する機会を作るしかないですねぇ。

そして、青山剛昌ふるさと館へ。
なんだか胸がいっぱいになった。田舎の風景に突如いろんな年代の、国の観光客が来ていて、みんな楽しそうにしていて、青山作品について語っていて…。青山先生がこの地にもたらした影響に胸が熱くなったのです。すごいの一言。
睡眠時間を削って腱鞘炎で手を痛めて、めちゃくちゃ忙しく仕事に励んでおられる様子に、長年素晴らしい作品を生み出してくださることに感謝しかない。





米花商店街でお土産を買ったりもしました。
青山先生、あまり無理をしてほしくないけど、これからも唯一無二の青山作品を楽しませてください…!!原作は佳境に入っているし、映画も楽しみにしています。






時間が迫ってきたので、鳥取から岡山に戻りました。車で山越えするのきつかった。山の中のサービスエリアで体に優しいお昼ごはんを食べたりして、無事に岡山に着き、レンタカーを返却して博多行きの新幹線に乗ることができました。博多も帰省の人々でかなり混んでいたけれど、つつがなく実家に到着し、母に「ただいま」と言うことができました。いやあ、移動距離多くて盛りだくさんの旅だったな〜。自分ひとりや友人たちとは行かないであろうスポットに行けたのが良かった。


父と二人で旅をしたのはこれが初めてだった。
十代の頃など軽い反抗期があり会話が少ない時期もあったけど、私が大学進学のために家を出て、社会人なってさらに遠くの地に住むようになり、父へ対する思いには尊敬というものが含まれるようになった。
父はナチュラルに誠実に人生を歩んでいる人だ。母やうさぎを大切にしているし、子どもに対して否定的なことを言わない。お金の無駄遣いはしないが、旅行などでは出し渋りしない。仕事や勉強を当たり前のこととして日々主体的に取り組んでいる。めっちゃ本を読む。野心家というほどでもないが、こうなれたらいいな、という姿を持っていてそのために淡々と実行する。例えば50歳で大学院に通い出したり、彫刻したいからと(!?)囲炉裏小屋を作ろうとしていたり。
服のセンスはなく頭髪は悲しいので全くイケおじではないのだが、改めて考えると父はとてもすごい人なのかもしれない。
父は今年、還暦を迎える。まだまだ元気だが確実に年齢を重ねているので、以前のようにマラソンにチャレンジすることはなくなった。また、本人は世の中の進むスピードに着いていけないことが不安なのだそうだ。

私も年をとるだけ、親も年をとる。そのことに無性に悲しくなるときがある。帰りたいと思える実家、大切だと思える両親がいて私は恵まれているなと思う。
また父と、そして母と旅をしていろんな景色を見たいな。お互いにずっと元気でいようね、としんみり思う年末だったのでした。


おわり

晴れの国で年末お城めぐり

年末に父とお城めぐりをしましたの備忘録です。

ここ数年、日本の城に目覚めた父。秋ごろに親子旅行をしようと急遽お誘いいただき予定を決めました。修学旅行のしおりなみにスケジューリングされた日程に驚きながらも楽しみにしてくれてて嬉しい。
世間よりひと足先に仕事納めをし、父は博多から、私は北陸から出発して現地で待ち合わせをし無事に合流しました。
まず姫路駅でお昼を食べ、白鷺城こと、姫路城へ向かいます。




端正で正統派なお城、という印象を受けました。格好いい!!清潔感あるイケメンなお城だ。城内もぐるりとまわって、城主が誰だったのかもいまいち分かっていなかったことを突きつけられる。日本史を学んでいたはずがほとんど覚えていないことを痛感した。
大河ドラマや朝ドラなどにハマって真剣に観るたびにも思うのだけど、日本史をちゃんと学んで流れを理解していたら建造物や寺社仏閣を見学する機会の多い旅行がもっと楽しくなるだろうなあ。

姫路を出て、新幹線で岡山県に入りました。
岡山にちゃんと来るのは初めてなのですが、暖かく日差しが柔らかく降り注ぐ気候にすぐに最高!な気持ちになった。

岡山駅からまっすぐに後楽園へ向かう。
後楽園は日本三名園のひとつ。とっても広く、大きな池を中心に散歩できるコースが楽しい。休憩できるスポットもいくつかあります。後楽園から臨む岡山城が只者ではない存在感でした。


冬なので枯野という感じでしたがそれもまたをかしでした。ぜひ桜や藤の時期など、緑溢るる様子の後楽園にも訪れてみたい。

迷子になりながら後楽園を経由して、岡山城へ。セットでまわれて良い。





黒と金の外観から烏城と呼ばれているそう。姫路城とは対照的な格好よさです。夕焼けや夜の闇によく映える…!わりと最近改修工事が終わったのでつるっとした新しい印象でした。

居酒屋に寄って食事をすませ、駅近くのホテルへ戻って早めに就寝しました。ホテルの手配とかもすべて父がやってくれていたの、本当にありがたい。


二日目。朝はホテルのビュッフェで済ませ、レンタカーを借りて倉敷方面へ向かいました。
倉敷美観地区。その名の通り、川を中心に美しいモダンな街並みが続いている。




川のある街っていいですねぇ。

いくつか店舗がある「くらしき桃子」のうち、総本店に入れたので寄らせてもらった。パフェは量が多く食べ切れる自信がなく、季節限定のシャインマスカットのズコットを注文した。父もしっかりケーキセット頼んでいた。





窓際の席の照明がティーカップになっていてとても可愛かった。ケーキも美味しくてぺろりだった。

その後、小雨が降っていたのもあり美観地区内にある大原美術館に入りました。
西洋、東洋、近代〜現代のあらゆるジャンルの作品を鑑賞することができました。
理念を持って芸術品を収集し、理解してくれる人と繋がり、コレクションを人々に提供するお仕事、きっと並大抵の苦労ではないのでしょう。芸術が一般の人々にも届けられることに感謝です。

倉敷を離れて車を走らせ…高梁市備中松山城に来ました。駐車場に空きがなく、歩き、ひたすら歩きまくった。もはや登山だった。
無事に登頂して待っていたのはこのお城だ!





こんな山の上に天守閣があるなんて。
連れられるまで名前も知らなかったお城ですが、真田丸のオープニングに石垣が登場するなどしているそう。新島襄とも関わりがあるなど、知られざるお城という感じでした。なかなかの秘境なのでこの機会に来れてよかった!!

この後はレンタカーで山越えし、なんと鳥取県に向かいます。私も必死に運転しました。盛りだくさんすぎる…。

次回へ続く。

瀬戸内海は暖かくきらめく 広島の女子旅

11月末に学生時代の友人たちに会うために広島県に行きました。
10月に京都で会ってごはんをし、そこで改めてゆっくり遊びたいねと話したあとすぐ立てられた予定。友人のうち一人が単身赴任中ということで広島に決定し、泊まりたいホテルやらを手配した。社会人になり物事を決めるのがスピーディーになっている。気がする。

現在北陸に住んでいる私はいつも驚くことがある。福井県を抜けたあたりから、突然晴天になるということに。雨の多い北陸からカラッとしたいいお天気の西日本に入ると元気になる。人間にも陽の光が必要なのだ。

友人たちと合流し、広島風お好み焼きを食べ、原爆ドームを見学し、超小型な船に乗り来ました宮島!!
いや〜、美しい島ですね。はっとさせられる神々しさです。
海が深い青色。冬の清冽な空気が相まって光の入り方がきらきらしていた。この他には神様が住んでいる。





潮が干いており、海上の社殿ではなかったけれど、数年前に訪れたときと違う参拝の体験ができて個人的にはおいしかった。いろいろな顔を持つ場所って魅力的が過ぎます。
ぐるっとまわって宮島の人智を超える厳かさを楽しみました。

大好きな揚げもみじ饅頭やらを食べ歩き、またも超小型船に乗って酔いと戦いながら無事に市内に到着。もはやアトラクションだ。海外からの観光客も大変そうだった。

市内でぶらっと街歩きをしてカヌレなどのおやつを買ったり。そして高速バスに乗り尾道を目指します。
尾道のおばあちゃんとわたくしホテル」に宿泊しました。敷地内にあばあちゃんおじいちゃんがいる介護施設が併設されており、時間によっては会えてお話することもできるのだそう。残念ながら夜遅かったこともありお会いすることは叶わなかったのだけど、おしゃれで洗練されたお部屋で素敵でした。このホテルのようなスタイリッシュな物選びのセンス、私の部屋にも取り入れたい…!





友人たちと夜遅くまでおやつをつまみながらお喋りして、年齢を重ねたなあ、いやまだまだこれから楽しいことやっていくしかないよなぁなどと思いました。はい。みんなそれぞれの場所で頑張ってて刺激を受ける。尊敬できる友人たちに囲まれて幸せだなあとしみじみ感じる夜でした。

二日目は尾道観光。この街のレトロな雰囲気が大好きです。
海に反射する光が眩しい。そして可愛くておいしくて個性的なパン屋さんが多くて羨ましい〜!





商店街をひと通り歩き、尾道ラーメンを食べて満たされ…。
そしてプチ登山が始まる。
坂道を歩いている途中に見つけた小さなフランス菓子屋さんが素敵でした。ひとつひとつのお菓子が可愛らしくて日持ちしないと聞きつついくつか購入しました。運命ってやつ。





猫ちゃんにはあまり出会えず、冬なのに汗だくになりながら千光寺に到着しました。達成感!これは筋肉痛ですわ、な足の張りも悪くないです。

参拝してからは坂道を下りつつ猫の細道を歩きます。
猫のモチーフがふんだんに施されており楽しい道。遊び心がありがたい。念願の猫にも一瞬お会いできました。





「ネコノテパン工場」という秘密基地みたいな可愛らしいパン屋さんに行くこともできました。
どこか懐かしさを感じるフォルムのパンたち。




このちょうど反対側にコーヒーを注文し届けに来てもらえるAIRSHIP COFFEEさんの中庭のような場所でのんびり休憩しました。冬なのにアイスコーヒーがちょうどいいくらいの陽気で最高だった。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
翌日は仕事があるので惜しみながら尾道から広島に戻りました。駅で昼からビールを飲んで揚げもみじ饅頭おつまみバージョンを食べ、お土産を購入して新幹線に飛び込む。

えーん、暖かくてごはん美味しくて人も優しくて大好きだ尾道
友人たちとも次はいつ会えることか…。人によってライフステージの変化などが著しい今日この頃、関係性を大切にしてこれからも楽しい時間を共有していけたらいいな。

りんごまみれの時間を過ごす星野リゾート青森屋

10月某日に学生時代の友人たちと青森へ行きました。今回のメンバーは三人。みんな住んでいるところがバラバラで気軽に会えないけど年に一回は予定を合わせて一緒に旅行している。今回の旅のメインは「星野リゾート青森屋」に宿泊することでした。私は初の星野系列ホテルです。

北陸から出発して半日近くかけて三沢駅に到着し、カフェで休憩をはさみつつ青森屋に到着した。この時点で15時近く。平日だったけど宿泊客でにぎわっており、近くにいたスタッフとお客の会話が聞こえてきた感じリピーターが多そうだった。
友人たちは三沢空港からシャトルバスに乗ってやってきました。遅延したようで予定より遅れての合流でした。福岡、大阪からみんなはるばるお疲れ様でした。

ちょうどハロウィンシーズンだったので、ジャックオランタンがいた。ねぶた仕様で格好いい。

地下を通ってお部屋を目指していきます。いたるところにりんご、りんご、りんご!!りんご全開。これはかわいすぎる!!





りんごジュースの木もあったのでありがたく飲みました。しみわたるおいしさ!

館内を探検してたら時間が溶けた。でも宿泊メインの旅だから思う存分雰囲気を楽しんで良し、とぶらぶらしていた。
移動疲れもあり、早めにお風呂を済ませることに。館内と少し離れたところの二箇所に温泉があったので、初日は離れの方に向かいました。バスもあるけどせっかくだからと歩いて行った。15分くらいかかったかな?
温泉にゆっくり浸かったあとは楽しみにしていた食事。バイキング形式なので気になる料理を少しずつ種類多めにいただきました。
海の幸、特にこの時期はホタテがたっぷりで豪華だった…!こんなにホタテを食べたのは初めて。ぷりぷりでおいしい!そして大きい!




十代の頃のように無限に入る胃袋ではなくなったことが悲しい。ずっと食べていたいのに、胃袋がそれを許してくれないのだ。
泣く泣くデザートで締めて、お部屋に戻りおしゃべりしながら就寝。正直話した内容はまったく覚えてないのだが女友達とどうでもよいことを喋るのは人生の中でも最上位に楽しいことだと思う。

二日目は青森観光をしました。
十和田市現代美術館でアートに触れてきました。私でもお名前を聞いたことのある芸術家の作品や大規模な作品があって面白かった。特に体験できる系の作品は記憶に残りますねえ。





その後、下調べ不足でてんやわんやありつつなんとかバスに乗りこんで奥入瀬渓流へ向かいました。
十和田湖も少し見れました。神々しい。
が、時間がなさすぎてまさかのタイムアタック形式。秘境まで来て時間に終われて走る羽目になるとは…。
これもまた思い出ですねぇ。





夕食は引き続きホテルでバイキング。ラインナップが少しずつ変わってて飽きることなく楽しめます。
夕食のあのは館内で上演される「みちのく祭り」を鑑賞しました。スタッフさんたちの熱気が客席にまで飛んでくる!若いスタッフさんたちの「本気」に感動しました。楽しい時間を、伝統に込める思いを届けてくれてありがとございます…という気持ちに。
本気でやってる人たちは格好いいですね。カラフルで目にも楽しかったです。






青森県に初めて訪れました。
気になるスポットは数あれどなにぶんアクセスが難しく、体力に自信のない我々には難易度が高く…なのが正直なところで、ホテル宿泊をメインに据えた旅でしたが代々大満足でした。おいしいものをたくさん食べ、温泉や素敵な宿で体を癒し、友人とお喋りしてすごく元気がでた。
大自然の持つパワーにも圧倒された。神秘的な迫力に覆われている感じ。
今回は秋だったので、紅葉と心地よい気候で過ごしやすかった。タクシーの運転手さんとお話して、春は桜が、夏は緑とお祭りが、冬は雪が…つまりすべての季節がすばらしいとお聞きし、ぜひまた再訪したいなと思いました。りんごだけじゃないぞ、と。
リピーターになる人の気持ちがよくわかる。

いやあ、やっぱり白神山地と恐山はいつか行ってみたいな。野望。いつか来るその日まで修行して強くなっておきます。

秋の箱根は読書に最適、母娘のバースデー旅

11月某日、今年母が還暦を迎えたお祝いに、母と姉とともに箱根の宿に泊まりました。

進学からこのかた、10年近く3人とも居住地がバラバラなのですが、現在はいわゆるバリキャリ属性の姉が98%くらい手配してくれた今回の旅。箱根本箱に宿泊しました。私は母へのプレゼント購入係でした。

箱根ロマンスカーに乗ったあたりで偶然母と姉ペアを見つけて合流しました。ロマンスカー、レトロでかわいかったな。乗り心地も好きな感じでした。

強羅駅で降りて少し歩くとお宿に辿り着きました。
来たぞ箱根本箱!




はわわ〜素敵すぎる。本好きにはたまらない絶景です。壁一面の本棚で暮らすの、夢すぎる。ここの本は宿泊中はすべて自由に読めて買い取ることもできるのです。





お部屋はこんな感じ。
広い!和室もある!こんなに広くて美しい部屋には自分だけでは泊まれない。ありがとう機会をくれた母と姉。
ここにもセレクトされた本が置かれていて、自分では選ばないチョイスの内容なので世界が広がるようだった。あいにくの雨だったのでベランダのハンモックを活用することは叶わずでした…。お風呂ついててアメニティも充実しているのとっても嬉しい。




ウェルカムドリンクで甘酒とお味噌風味のクッキーをいただいた。これがめちゃくちゃおいしい。お宿を探検してこの空間、自分の家にほしい…!となることn回。
キャッキャする母とわたし。それを冷静に見守る姉という構図でした。

宿には外国人のお客さんも多くいらっしゃいました。宿に行くのわりと大変なのによく見つけてくるなあ。

普段の本屋では買わない、読まないであろう本を拝借して共用スペースでお茶やお菓子をいただきながら読んでいるとあっという間に食事の時間になりましたので、ここからはご飯のターン。









シェフが一品ずつお料理のテーマや概要を説明してくれながらいただくおしゃれスタイルでした。
東海道五十三次をテーマにしているそう。食材の組み合わせが斬新で初めて出会う味ばかりでした。料理人の創造力どうなってるんだろう…!
お取り寄せしているパンがめちゃ美味しくておかわりもいただきました。




温泉はちょうど一人しかおらず広々のびのび入浴し贅沢な時間でした。いやあ、ほんとこんな贅沢なことある!?
お風呂あがりの水分補給スペースにも本があり、抜かりない。ここは音楽関係の書籍が多かったのでテーマが決まってるんだろうな。

同じ階にお一人様スペースがあり、ここにはホラーやSF系などが置いてあり、そこに山岸凉子先生の「日出処の天子」を発見した。ずっと気になっていた漫画だったのでテンション上がってお借りして読みました。線が美しい。斬新な切り口で描いている衝撃作だった…。何を食べたらこのような物語を思いつくのだろうか。24年組の作家さんたちの漫画、もっとちゃんと読みたいなあ。


次の日はいい天気でハッピー。POLA美術館に行ってアート鑑賞をしたり、強羅公園へ行って昼食をとり薔薇を愛でるなどして過ごしました。





美術館は山の中に佇む様子が神秘的だったな。展示物も面白かったです。

散歩しながら夕方前には箱根本箱へ戻り、お茶をしながらゆっくり本を読んですごした。本読んでるとあっという間に時が流れていくので時間が…時間が足りない!となる。本を読む時間日頃から確保したいと強く思いました。意識しないとSNS見たりしちゃってすぐに時間を溶かしてしまうので。強い気持ち、忘れない。

そして本日のお食事がこちらです。









写真の他にも蕎麦やデザートもいただきました。すべてのお料理に共通するのは、食材そのものを活かしつつ新しい可能性を提示していることと、身体に優しい味がするということ。食事の終わりににシェフがお客一人ずつに声をかけてくださるのも楽しい。すばらしく美味しかったです。

またほぼ貸し切りの温泉に入り、漫画や本を読んで眠くなるのが惜しいと思いつつ就寝しました。毎日これがいいよう。


朝ごはんは和食でこれもまた美味しかった。お魚がふんわり柔らかいのです。




2泊3日はあっという間に過ぎてしまい、当たり前に帰りたくない!!!となる。
記念に「うたかたの日々」を宿から購入しました。積読たくさん溜まってるけど読むぞ〜と言うと、母も「お母さんも積読たくさんあるけど買っちゃった!」と言い、親子だなと納得するなどしました。

秋晴れの箱根は清々しくて気持ちよかったなあ。将来家を買ったりするようなことがあれば、本好きの夢「壁一面の本棚」を実現したいなと心に決めた旅になりました。

母、お誕生日おめでとう。姉、手配ありがとう。
ホテルから出なくてもずっと楽しい素敵な宿でした。また泊まりにきたいです。

終わり

高嶺の花は美しく逞しい幻 〜白馬高山植物園へ行った日記

すっかり秋が深まりつつある時期になってしまいましたが、夏の備忘録をここに記します。
7月某日、同じ職場のひとと長野県の白馬五竜高山植物園へ行って来ました。初めての白馬、ダイナミックかつ爽やかな自然に囲まれてとても良いところでした!

こちらの標高は1515m、エイブル白馬五竜アルプス平に広がる、日本でも有数の高山植物が見られる場所です。
高山植物のシーズンは夏から秋ですが、種類によっては本当に短期間でしか見れない植物も多く、鑑賞するチャンスが限られています。
高山植物」というピンポイントな植物園に行ってみたいなあと思い始めて数年。初夏が近づいてくるとそわそわしながら機会を伺っていたのですが、なかなか行ける距離感ではないのでハードルが高かった…。
しかしながら、ありがたいことに同行者が見つかり、今年無事に向かうことが出来ました。わーい!

天気にも恵まれていた当日。
車で麓までやって来ました。からのゴンドラ「テレキャビン」に乗りこみます。ゴンドラに揺られること約8分で山頂エリアに到着。ぐんぐん地上が遠ざかっていく感覚が面白かった。しかし途中で止まったらパニックになりそうだな…。

終点!
駅(?)から降りてすぐにアルプス平広場が広がっていて、「おお〜」と声が出た。
ここが植物園の入り口なのですが、なんかもう、すでに世界観に入ってる状態である…。大きな楽器を演奏している方がおり、その音色が本当にジブリのようでテンションがあがった。ハウルのあの野原みたいな。

私と同行者はまず、アルプス展望リフトに乗って植物園の上を目指しました。こちらですとーんと頂上まで行き、ゆっくり歩いて降りてきながら鑑賞するという算段です。

夢か?というくらいのんびりしたそよ風に当たりながらのリフト移動。天気は良いけど風が涼しい。わ〜と歓声をあげながら辺りを眺めていると、アルプス平自然遊歩道に到着。さあ、こちらから散策を開始します。
この遊歩道は五竜岳への登山道の一部でもあるそう。順路を外れた方面に、打って変わって何やら険しい道のりが続いていたので、そのルートが登山道らしかった。

順路はthe・ハイキングコースという感じで、初心者にとってはいい運動になる。

さあっと目の前に広がる壮大な景色。一気に開けた気分になる!
もちろん植物園なので、道中にも植物がぽつりぽつりと顔を出すように咲いていた。遠い山の景色の壮大さと、足元のささやかな花の対比がそれぞれの良さを際立たせている。

しばらく歩くと「地蔵の頭」に到着。ハイキング中のみなさんはここでひと休みされていた。老若男女問わず様々な年代のみなさんが景色を眺めている様子は一体感があってとても良かった。
なぜなら北アルプスをぐるりと一望できるのだ。この雄大さが醸す感動を共有できる喜び。
となりの山の荒々しいほどの山肌がすごい。迫ってくるみたいな力強さ。正直、私はほぼ乗り物に乗ってここまで来たので苦労して手に入れた眺めではないが、それでも感慨深い気持ちにさえなる。

その後、また順路を歩いていくと、「地蔵の沼」が現れる。なぜか肝心の沼の写真は撮れていないけど、道のりはこのような感じでした。

ゆっくり空気感を味わいながら楽しむと同時に、吸い込まれるようにどんどん奥へ奥へと進んでしまう。



ふと横を見ると、あたり一面にニッコウキスゲが広がっていた。ぱーっと明るい気持ちになる色です。
こちらは野生のユリの仲間で、群生している姿は見ごたえがある。けれど、ニッコウキスゲは一日花と呼ばれ、なんと花は一日でしぼんでしまうらしい。こんなに見事に、色鮮やかなオレンジ色に美しく咲いているのにたった一日で!?儚すぎるのだが…。
この儚さが高山植物…と括らずとも、植物の魅力なのだろうが、惜しさを感じる。貴重な開花を目撃できたことが心から嬉しい。


道なりにゆるやかに降っていくと、白馬連峰高山植物生態園エリアに出る。こちらは標高や環境に応じた植物群落を再現し、自生地らしい姿で観察が出来るエリアとのこと。ややゴツゴツとした岩肌があり登山している気分になれる。
こちらでは高山植物の女王・コマクサやチングルマが見られた。

コマクサはピンク色も相まって可愛らしいけれど、寒く厳しい環境下で花が咲くまでにとても時間がかかるらしい。ゴツゴツした岩の上を楚々と、かつ鮮やかに染める姿に胸が締め付けられるようにきゅんとする。

こちらはタカネナデシコ

ナデシコはいろんなところで分布しているけれど、この種が最も高山帯で咲き、また、濃い色をしているらしい。存在感あります。

ちょうど蝶がとまっていたクガイソウ

青紫の色味がきれい。しかし不思議で面白いかたちをしているなあ。漢字では「九階草」と書くらしく、名の通り九段ではないけれど、草がたくさんの段つけている。

辺りにぱあっと広がる群生、チングルマの種。こちらはなんとバラ科なのである。

漢字で書くと「稚児車」。雪のような綿毛がふわふわと風になびく姿は愛らしいが、そのたたずまいと一面に広がる様子は圧巻。

ササユリ。なんとも上品です。

野生のユリだけれど、この楚々として、瑞々しく、優しくて淡い姿はぱっと視線を捉えて離さない。誰だって見惚れること間違いなし。うん、ユリはいいぞ。

ヒマラヤの青いケシ。


7月頃がピークで植物園の目玉でもある青いケシ。ちょうど見頃に立ち会えてよかった。
やはり透き通るような青色が美しい…!暑さに弱く一定の標高以上の高地にしか自生しないため、「幻の花」と呼ばれているそうな。そして花言葉は「底知れぬ魅力をたたえます」。なるほど、すごくぴったりです。
美しいが危険、というのは胸にくるものがあります。
そう、ケシといえば、金カムの鶴見中尉がしょってるイメージですね。あへん…。


これにて植物園のゴールに到着。お疲れ様でした。ほどよいハイキングコースで色んな年代の方がおられました。日頃運動不足な私にはちょうど良いキツさでした。
写真であげた以外にも他にたくさんの高山植物を見られました。名前がわからなかったり、シーズン過ぎてしまった植物もいたけれど…。すごく満足!

その後、親海湿原や姫川源流まで足を伸ばして白馬の自然を堪能しました。湿地に浮かぶ力強くも淡い緑が眩しい。こちらの景色も非常に素晴らしかった。

白馬山、なかなか足を運べる距離ではないのと、時期的な問題もあるのでタイミングが合って行くことができて良かった。
高山植物に興味ある」と発言して、それに乗っかって誘ってくれた同行者に心からの感謝である。おかげでいい経験になりました。

「高山」植物園として成り立っている場所はあまりない。なので、あとは自分で実際に登山して、ガチの野生の植物たちに出会うしかない…のですが、このときめきのためにも来年は登山に挑戦していこうと思う。運動音痴なのだが…。
しかし興味の幅、チャレンジの幅が広がる感覚にわくわくする!声に出して実践していくこと大事だなあ。
と、思わせてくれる高山植物たちでした。

高山植物、知れば知るほど愛おしく厳かな感情が芽生えます。ぜひ出会ってみてください。